■カサ・ミラはバルセロナ中心街の角地にある。通りの向かいに見えるのはカサ・バトリョ。その隣にはプッチ・イ・カダファルクやドメネク・イ・モンタネールといった「カタルーニャ・モデルニスモ」を代表する建築家たちが競い合った建物が並んでいる。グラシア通りには百年前のバルセロナが現在でも生きている。
■カサ・バトリョは改築。カサ・ミラは新築でスケールも三倍以上。カサ・ミラの外壁は石積みで重厚感たっぷりだが、海をイメージして波を打っている。部屋の間取りはカサ・バトリョと同じようにみな違う。
■カサ・ミラ建築中はグエル公園にある自宅からガウディは通っていた。
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Casa Mila
カサ・ミラ(ミラ邸)
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■画像をクリックしてください。カサ・ミラの大きな写真が表示されます。30枚ほど紹介していますが、現在はまだ羅列しているに過ぎません。あしからず。
■写真撮影日
アップされている写真は、1997年と2002年の晩秋に撮影した写真だけです。春・夏・冬がなく秋ばかりの風景なので、“飽き”がこないことを祈っております。
■2003年4月25日
東京の南青山からはこの日オープンする六本木ヒルズが見えます。建築は経済を活性化する原動力。しかし、文化を忘れた建築物は、世紀が変われば廃墟になりかねません。
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