最終更新日:
2007年6月18日
■ガウディ本でお勧め5冊:
『ガウディの伝言』 外尾悦郎(著)・古瀬和谷(構成), 光文社, 2006/7/20, \950
文庫本。安価。サグラダ・ファミリアに関わりの深い外尾氏からのメッセージが素直に書かれています。
ガウディ建築の独特の造形に関しても、専門的にも関わらず分かりやすく説明されています。
『ガウディの奇跡』 北川圭子, アートダイジェスト, 2003/1/15, \1,700
読み物風伝記。ガウディの生涯を、ひとつの物語として語っています。
「本当?」と疑問をいだく部分もありますが、筆者の豊かな想像力は、
ガウディが語ったであろう言葉を多分、的確に表現しており、読み物として非常に読みやすい。
『GA
No.17 アントニオ・ガウディ』
マリア・ルイサ・ボラス(文)/二川幸夫(写真),
A. D. A. Edita Tokyo,
1972/9/18(初版),
1997/8/8(改訂新版), \2,800
写真集。カサ・バトリョとカサ・ミラだけですが、美しい写真ばかりです。
『ガウディが知りたい!』 エクスナレッジHOME編集部編, エクスナレッジ, 2004/2/1, \2,520
ムック。雑誌と書籍のいいところを活かした入門書。価格もお手ごろ。写真も情報も豊富でお買い得です。
ガウディ生誕150年を記念して企画されたムック。
『ガウディ建築のルーツ』 鳥居徳敏, 鹿島出版会, 2001/7/20, \4,300
研究書。ガウディの謎に迫る本格的な専門書。濃い内容だが切り口が斬新。
■一覧を年代順に見ると:
- GA グローバル・アーキテクチャー No.17 <アントニオ・ガウディ>,
マリア・ルイサ・ボラス(文)/二川幸夫(写真),
A. D. A. Edita Tokyo, 1972/9/18(初版), 1997/8/8(改訂新版), \2,800
写真集。日本で出版されている写真集として最も大きい。
2つの集合住宅(カサ・バトリョとカサ・ミラ)のみを撮影。
現在、バルセロナでも販売されている。
- アントニオ・ガウディ―その新しいヴィジョン,
エンリケ・カサネレス著/入江正之訳,
相模書房, 1978/2/15, \5,500
ガウディ研究に大きな一石を投じた記念すべき翻訳本。
コロニア・グエル教会を最高傑作として称賛している。
著者と今井兼次氏との書簡集も収録されている。
- ガウディの設計態度,
松倉保夫, 相模書房, 1978/04,
所有にいたらず。一部コピーのみ所有
- ガウディの生涯,
丹下敏明, 彰国社, 1978/10/10, \1,800
日本で最初に出版された本格的なガウディ伝記。
- スペイン建築史,
丹下敏明, 相模書房, 1979/11/25, \1,500
ガウディが活躍したスペインの建築史を一般向けに解説した本。
ガウディの建築家としての位置づけを知ることができる。
- ガウディ讃歌,
粟津潔, 現代企画室, 1981/2/15, \2,000
- わが ガウディ (朝日選書193),
栗田勇, 朝日新聞社, 1981/11/20, \1,150
- ガウディニスモ―ガウディのことば・形・世界―,
松倉保夫, (財)九州大学出版会, 1984/3/30, \15,000
所有にいたらず。一部コピーのみ所有。
- ガウディを読む,
中山公男、磯崎新、神吉敬三他, 現代企画室, 1984/4/10, \3,000
- ガウディ全作品(全2巻 1:芸術と建築 2:解説と資料),
ファン・バセゴダ・ノネル他著/中山公男、磯崎新、粟津潔責任編集, 六耀社, 1984/11/25, \88,000
- アントニオ・ガウディ,
鳥居徳敏, 鹿島出版会, 1985/12/5, \1,800
- ガウディの建築,
鳥居徳敏, 鹿島出版会, 1987/4/25, \2,900
- ガウディの建築実測図集,
田中裕也, 彰国社, 1987/5/10, \2,700
- ガウディの世界,
サビエル・グエル著/入江正之訳, 彰国社, 1988/4/10, \2,600
- アントニオ・ガウディ,
ソラーモラレス著/高橋武智訳, 美術出版社, 1988/5/10, \3,000
- ガウディのパルク・グエル,
E.アルバラン著/寿里順平訳, 東洋書店, 1989/8/20, \2,300
- ガウディの夢,
きたがわけいこ, 金の星社, 1989/12/24, \1,200
- バルセロナ、秘数3,
中沢新一, 中央公論新社, 1990/6/7, \2,300
- ガウディになれなかった男,
森枝雄司, 徳間書店, 1990/8/31, \1,600
- ガウディ7つの主張,
鳥居徳敏, 鹿島出版会, 1990/12/5, \2,900
- ガウディの言葉,
入江正之, 彰国社, 1991/4/10, \1,485
- バルセロナ,
岸田省吾, 丸善, 1991/4/30, \2,300
- こだわりガイド わが街バルセローナ,
丹下敏明, TOTO出版, 1991/11/10, \2,500
- ガウディ建築入門,
赤地経夫、田澤耕 他, 新潮社, 1992/1/20, \1,400
- バルセローナ,
神吉敬三, 文芸春秋, 1992/3/20, \1,942
- 建築の旅 ガウディ,
サビエル・グエル著/入江正之訳, 彰国社, 1992/5/10, \2,400
- ガウディの影武者だった男,
森枝雄司, 徳間書店, 1992/6/30, \1,650
- バルセロナ紀行 (地図を読む3),
石川義久, 批評社, 1992/7/10, \1,900
- ガウディ,
ファン・バセゴダ・ノネル著/岡村多佳夫訳, 美術公論社, 1992/10/27, \2,500
- ガウディのフニクラ,
山本伸生、松倉保夫 他, INAX出版, 1996/6/10, \1,800
- ガウディの物語,
フィーナ・ドウラン・イ・リウ/ピラリン・バイェス, Editorial Mediterrania, 1996年, 675Pts
- アントニオ・ガウディ論,
入江正之, 早大出版部, 1997/5/25, \3,800
- GA グローバル・アーキテクチャー No.17 <アントニオ・ガウディ>(改訂新版),
マリア・ルイサ・ボラス(文)/二川幸夫(写真), A. D. A. Edita Tokyo, 1997/8/8, \2,800
- 記号としての建築,
渡辺豊和, 昭和堂, 1998/6/20, \2,400
- ガウディの独り言,
藤井友樹(写真)/田中裕也(文), 京都書院, 1998/9/10, \1,000
- SD ガウディの愛弟子 ジュジョールの夢,
スペースデザイン編集部編, 鹿島出版会, 1999/4/1, \2,000
- ガウディ建築のルーツ,
鳥居徳敏, 鹿島出版会, 2001/7/20, \4,300
- 芸術交流アルテクスNo.18,
美研インターナショナル, 本の泉社, 2001/10/5, \2,500
- 不思議の国のガウディ(HOME vol.05),
エクスナレッジHOME編集部編, エクスナレッジ, 2002/4/1, \800
- 芸術新潮2002年7月号特集「磯崎新が語る気になるガウディ」,
芸術新潮 編集部編, 新潮社, 2002/6/1, \1,400
- ガウディの奇跡,
北川圭子, アートダイジェスト, 2003/1/15, \1,700
- 伝記 ガウディ,
ヘイス・ファン・ヘンスベルヘン著/野中邦子訳, 文藝春秋, 2003/2/25, \3,524
- GA トラベラー 008 (ガウディ),
二川幸夫, A. D. A. Edita Tokyo, 2003/8/25, \3,524
- ガウディ 「知の再発見」双書107,
フィリップ・ティエボー著/千足伸行監修/遠藤ゆかり訳, 創元社, 2003/3/20, \1,500
- ガウディ かたちの探求(日本語版),
鳥居徳敏(監修・執筆)/執筆者多数, 読売新聞東京本社, 2003, 展示会にて販売
「ガウディ かたちの探究」展の公式カタログとして発売されました。
ガウディの特長的なかたちを詳細に解説した180頁もある内容の濃いカタログ本。
- ガウディとモデルニスモ(HOME vo.21),
エクスナレッジHOME編集部編, エクスナレッジ, 2003/11/1, \1,400
- ガウディの装飾論―20世紀に見失われたガウディの思想―,
松倉保夫, 相模書房, 2003/11/24, \2,800
- ガウディが知りたい!,
エクスナレッジHOME編集部編, エクスナレッジ, 2004/2/1, \2,520
- アントニ・ガウディとはだれか,
磯崎新/丹下敏明(解説), 王国社, 2004/4/10, \1,800
- 感性のモダニズム―ヨーロッパ近代の建築造形をめぐる,
下村純一, 学芸出版社, 2005/3/20, \2,500
- アントニ・ガウディ,
ペーター・ゲッセル編/Ichiko Chiba訳, タッシェン, 2006/3/20, \1,500
- ガウディの伝言,
外尾悦郎(著)・古瀬和谷(構成), 光文社, 2006/7/20, \950
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